フェンスについて続きを見ていきましょう！
メーカーカタログの形材フェンスの次に載っていることが多いのが鋳物フェンス。
エクステリアメーカーで販売されているもののほとんどは、アルミ鋳物です。
形材フェンスよりは重いけど、鉄などが主な材料のものよりは軽い感じでしょうか。
鋳物は、型に流し込んで冷やし固めて作られます。一度工場見学に行ったことがありますが、高温で真っ赤になった金属の液体を手作業で流し入れる光景を覚えています！
型があれば色んな形に変身できる鋳物。なので、フェンスも形材フェンスと違って複雑なデザインのものが出来るのです。
クルクルだったりとげとげだったり。デザイン性が高く、高級感が漂います。
鋳物フェンスは他のフェンスと違って、1枚の幅が1ｍです。高さ60㎝のタイプが使われることが多く、同じ面積をフェンスで囲おうとする場合、形材フェンスよりも材料費が高くなりますので、計画に入れる場合は注意しましょう。
鋳物フェンスの施工例はこちら
①https://exterior-paru.co.jp/workara057/
②https://exterior-paru.co.jp/workchi012/
③https://exterior-paru.co.jp/workni008/
④https://exterior-paru.co.jp/workkawyok004/
形材フェンスで入れ忘れましたが、デザイン性で覚えておきたいのでアメリカンフェンスです。
牧場の柵のようなかわいらしい雰囲気のフェンスです。アメリカの一軒家の隣の家との境目に建ててあるイメージ。アメリカ行ったことありませんが、本当にこんな感じなのでしょうか。
アメリカンフェンスの施工例はこちら
https://exterior-paru.co.jp/workkami040/
つづいては、スクリーン。
スクリーンの定義は定かではありませんが、一般的なフェンスよりも高さがある格子やパネル状のもの…だと思っています。
一番お問い合わせが多いと思うのが縦格子のタイプで、
このようなタイプです。高さは1.6ｍから展開しているスクリーンが多く、高いもので3ｍまであります。縦格子と一口にいっても、格子の太さや色・形状が数種類あるので、それぞれの特徴を見た上で選びましょう。
また、縦格子に限らず、横格子や半透明パネルタイプもありますので、デザインも様々です。
目隠しとしてお考えの場合は、縦格子タイプは正面に立つと100％見えますのでご注意を！！
スクリーンの施工例はこちら
①https://exterior-paru.co.jp/worknak007/
②https://exterior-paru.co.jp/workkansaga062/
ちなみに、よく見かけるこちらのような縦格子はフェンスではありません。
角柱（アルミであることが多い）を等間隔に建てて格子のようにしています。
こちらの場合、角柱のサイズ・高さ・間隔が自由に決められて本数も自由に設置できます。
お次は、竹垣。
竹垣といっても本物の竹ではなく、樹脂でできた竹風に作られたフェンスです。
本物の竹のような風合いはありませんが、色の変化がなくお手入れがほぼ必要ないのでリフォームでご希望されることが多い印象です。
メーカーによっては、色も豊富に揃っていてより実物に近いものもあります。
タカショー エバーバンブー https://proex.takasho.jp/eb/?proex&_ga=2.267523726.1071862338.1666674999-2140467081.1666674999&_gl=19xrxbe_gaMjE0MDQ2NzA4MS4xNjY2Njc0OTk5_ga_1TJKM5FBB2*MTY2NjY3NDk5OS4xLjEuMTY2NjY3NTAwNy41Mi4wLjA.
竹垣（樹脂）の施工例はこちら
https://exterior-paru.co.jp/workreform022/
最後に、とっても重要なことを。
フェンスはどんな種類・形状のものであっても転落防止柵ではありません。
柱が建っていて、金具で本体を固定させている造りですので、面での衝撃には強くありません。
高台の土地やお子様の飛び出し防止に…とお考えの場合は、フェンスがあるから安心とは思わず、行動を気を付けるようにしていただければと思います！
ざっくりとした説明ではありますが、なんとなくフェンスの種類について掴んでいただけたでしょうか。
色んなメーカーから、色んな種類のフェンスがたーーーーくさん販売されていますので、ご希望に合ったフェンスを是非見つけてください！
