カーポートの雪下ろし~エクステリアの雪害対策



寒波により普段雪があまり降らない・積もらない地域でも積雪が観測されているので、以前「防災・減災 エクステリアの備え」にも書きましたが、再度記載しておきたいと思います。

このブログでは主にカーポートの雪について記載していますが、テラスや車庫周りなど様々なエクステリアの寒波への備え三協アルミのホームページに掲載されているのでリンクも貼っておきます。



雪の多い地方では積雪対応(50-200cm)のカーポートが取り付けられていますが、関東の平野部など一般地域では耐積雪量が20cm相当の商品が多く施工されています。
*数値は目安であり保証値ではありません。


この20cmは新雪の場合。
なので・・・。
みぞれなど水分を多く含んだ雪や積雪の重みで圧縮された雪や粗目雪などの場合は、面積に対して雪の重みが増しますので耐積雪量は20cm以下に。(下記の表を参考にして下さい 三協アルミより)

雪下ろしカーポート 雪害


また、ある程度積もってくると雪下ろし自体が大変になりますので、適切なタイミングでの雪を降ろしをお勧めします
そして。
規定量を超えて積もってしまった場合は、いつ屋根が雪の重みで落ちてくるか分からないため、絶対にカーポートの下には入らないで下さい。(テラスやサンルームなども)
過去に積雪したカーポートが崩れ、その下にいた人が巻き込まれる事故も発生しています。


また一般地域用~耐積雪量50cm~200cm含め、屋根に積もった雪が落ちてくる場合もあるので注意が必要です。
これは家の屋根も同じですね。


雪下ろし三協アルミカーポート 雪害 
写真提供 三協アルミ(雪下ろし棒 おっとせいG)






7~8年ほど前の大雪では、神奈川県県央地域でもカーポートの倒壊が相次ぎました。
「車だけでも出せる様に早くカーポートを解体して欲しい」とのお声もありましたが、正直その様な状態の場合は、
職人が自宅からダンプなどが出せない。
道の渋滞や除雪されていないため現場にたどり着けない。
倒壊の件数が多い。
という環境になり、ご希望の皆様全員にすぐ対応することは出来ません。


エクステリアによる雪害を減らすためにも、早めの雪下ろしをお願い致します。


尚 住宅の火災保険等(オプションの場合も有)で、大雪や台風・強風などの自然災害によるカーポートやテラス・外回りのエクステリアの被害をカバーできる場合がありますので、不明な方は加入されている保険会社に確認をしておくと「いざ」というときにスムーズに手続きが進むと思われます。






みぞれ

タイトルとURLをコピーしました