先日のブログ【壁 ブロックのお話①】で塀材の紹介をしましたが、外構工事の金額は立地条件や広さだけだけではなくどのような商品を使用するか?でも大きく値段が変化します。
今回は塀材の一部の約1㎡の商品定価の差について書きたいと思います。
実際の見積りでは
・ブロック基礎の作り方
・施工する段数や長さ
・作業性や加工の有無
・下地の作り方
・商品自体の施工性
などで施工単価が変化するため、商品の定価で比べてみましょう。
外構全体の雰囲気やご予算・使用する場所に応じて選ばれるとよいと思います。
金額はR4年12月1日現在
化粧ブロック
大手2社エスビックとTOYO工業の一部の化粧ブロックで定価の差を見ていきたいと思います。
基本的にスタンダードなデザインは安い傾向にあり、意匠が凝っているもの・ブロック1本ごとのサイズが小さいものが価格が上がる傾向にあります。
一般的な化粧ブロック
メーカー | 商品名 | サイズ | 約1㎡定価合計 | 商品紹介メーカーHP |
エスビック | スマートC | 400×200×120 | \9,620- | こちら |
エスビック | リブロックRX | 400×200×120 | \13,780- | こちら |
エスビック | デュアル | 400×200×120 | \19,500- | こちら |
TOYO工業 | レガロ | 400×200×120 | \8,850- | こちら |
TOYO工業 | リブラート | 400×200×120 | \12,350- | こちら |
TOYO工業 | ドゥーロック | 400×200×120 | \16,380- | こちら |
サイズ違い
同じ商品でも1個当たりのサイズが小さくなると、商品定価が上がる傾向があります。
例えば エスビック社のピッチフェイスには【ピッチフェンス100】と【ピッチフェイス200】のサイズ違いの商品の場合。
作業効率も変化しますので、商品自体の価格だけではなく施工代も上がります。
その為同じ面積を施工しようとすると、上記の場合はピッチフェイス200で施工した方が安くなります。
*このブロックは組み合わせて使用することも可能です。
組み合わせ化粧ブロック
基本的なブロックの外側にタイルや自然石などを貼って、意匠性を高めた商品です。
外側の素材により印象が変化し、化粧ブロックの中でも高級タイプに入ります。
メーカー | 商品名 | サイズ | 約1㎡定価合計 | 商品紹介メーカーHP |
エスビック | ベネチア | 498×140×140 | \106,400- | こちら |
エスビック | コルジェボーダー | 398×190≒135 | ¥82,940- | こちら |
TOYO工業 | ノヴェルボーダー | 498×140×≒160 | \88,200- | こちら |
TOYO工業 | ストーンウォール | 798×95×160 | \73,580- | こちら |
ブロックによる印象の違い
使用する化粧ブロックやその色によって印象が変化します。
予算と家や外構の雰囲気に合わせてお選び頂ければと思います。