今回は、リフォームで車庫の拡張工事をさせていただいた現場をご紹介したいと思います。
動画も入れてみました！（音声はありません）
リフォーム前は、1台分の車庫スペースに1台分のカーポートと伸縮門扉が設置されていました。
こちらを2台車が停められる車庫に変身させます。
カーポートをそのまま残す案もありましたが…思い切って2台用カーポートに変更することに。
既存の車庫を全部壊して完成した車庫がこちら。
見違えましたね～！
伸縮門扉は2台用の両開きに拡張して、1台づつでも出入りできるように。
カーポートは三協アルミのセルフィの合掌タイプです。
本体色を既存の黒からアーバングレーに変えたことで、見た目の重さがなくなり明るい車庫になりました。
久しぶりに伸縮門扉をつけたので、ちょっと詳しく見ていきたいと思います。
まずは落とし棒。
サイズによって本数は変わりますが、伸縮門扉には中間あたりに落とし棒がついています。
基本的には、門扉を閉じている時・開けた時は落とし棒を下に下して本体を固定します。
本体の揺れを軽減することで、破損や怪我・車を傷つけたり等の危険を減らすことができます。
落とし棒をしていないと、弱い風でも本体が揺れて動いてしまうからです。
ちょっと操作してみました。女性でも簡単に上げたり下げたりできます。
そんな落とし棒、門扉を開いたり閉じたりするときに引き上げるのを忘れないようにご注意くださいね。
さらに、台風などの強風が予想されるときは、門扉を全開してたたみ紐などで縛って柱に固定し、落とし棒も下げて固定しましょう！
つづいてオプションの転倒防止金具もみてみます。
こちらはオプションなので、つけてもつけなくてもOKです。
門扉を閉めた状態で、揺れを軽減することができます。
サイズにより最大取付可能数が変わりますので確認しましょう。
開閉時に操作は必要ありませんが、ここを通過するように門扉を動かすようにします。
動画が思ったよりもわかりづらいですね…ごめんなさい。。
無くても大丈夫、あるとより安心なオプションの転倒防止金具でした。
次はカーポートの屋根を見てみましょう。
今回設置した三協アルミのセルフィは、屋根材が普通のポリカーボネート板と熱戦遮断ポリカーボネート板、熱戦遮断FRP板、アルミ板の中から選べます。
ポリカーボネート板が主流なので、通常タイプか熱戦遮断タイプを選ぶ方がほとんどです。
カーポートの種類・メーカー問わず、だいたいこんな感じです。（例外あり）
今回選んだ屋根は、熱戦遮断ポリカーボネート板のブルースモーク。
下から見るとこんな色です。
青い…！この写真を撮った日、ものすごく晴れて綺麗な青空の日で。
お天気によって見え方が違うかもしれませんが、向こう側が透けて見える感じはあまりしません。
太陽の方に向けると透けて見えます。
屋根材の色って立地や天候でも見え方がすごく変わるので、実際施工するとこの色だっけ？となることが結構あります。人間の目って不思議ですね。
熱戦遮断ポリカーボネート板が通常タイプと違うのは、その名の通り太陽の熱量をカットしてくれることろです。ブルースモークの場合、83％程度の熱量をカットしてくれます。（三協アルミの場合）
紫外線はどの屋根材も100％カットなので、暑さ・見え方・窓の位置などで屋根の色は検討してみてください。
※カット率はメーカーによって変わると思いますので、各メーカーのカタログ等をご確認下さい。
普段の現場紹介ではあまり触れない、門扉の操作やカーポート詳細について書いてみました。
ご検討される際の参考に少しでもなったら嬉しいです。
にしても、動画もっとわかりやすく撮れるようにしたいと思いました。
