前回のコンクリート目地についての続きです!
④草目地
土間にスリットを入れて、隙間に植栽を入れる目地です。
写真はタマリュウを入れています。タマリュウは日陰に強くて踏まれることにも比較的強いので、よく使われます。
メリットは、緑が入るのでコンクリートの無機質感が和らぐ・スリット部分は水を吸収してくれるので排水効果が期待できること。
デメリットは、お手入れが必要なこと。植物なので成長したり増えたりしますし、雑草も生えます。
手間をかけたくない方や車が常時停まっている環境の場合・洗車をする方には向いていないかもしれません。
手間はかけたくないけど緑が欲しい!という方にはこちらがあります。
人工芝の目地です。グリーンがきれいなのと人工なのでお手入れの必要がないのが良さです。
排水効果はあまりなさそうなので、車庫に一般的な水勾配が取れる場合にご検討下さい。
⑤砂利目地
スリットの中に砂利を入れる目地です。砂利の色は自由に選べるので建物や外構の雰囲気に合わせることができます。
写真は化粧砂利(色のついた砂利)ですが、安価な石灰砂利を入れることも多いです。
石灰砂利の場合は、コンクリートの色と近いのであまり目立たせたくない場合にはおすすめです。
メリットは、排水効果が期待できること・色を選べること。
デメリットは、はやりお手入れです。砂利は固めないので、ゴミや落ち葉が入り込んだらお掃除が必要です。基本的に砂利を少しだけ低めに入れるので、飛び散らないようにしますが、どうしても砂利が外に出てくることもあります。また、選ぶ砂利によっては価格がかなりアップすることです。
コンクリート目地の代表格を5種類ご紹介しました。
それぞれ良し悪しがありますが、価格・機能・デザインと共に、生活スタイルに合ったものを選んでくださいね!